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自分の無知や偏見が社会や自然環境、人間のココロに大きな損失を与えていることがある。

ドラックじゃねぇのか、というイメージが真っ先に頭に浮かぶかもしれない植物「ヘンプ(大麻)」がまさにそれ。

第二次世界大戦後にできた大麻取締法の影響によって「麻薬」というイメージが植えつけられてしまったが、日本では縄文時代からヘンプの衣服を着てヘンプの実を食料としてきた長い歴史がある。また、戦前まではヘンプの繊維を衣服や縄に、茎は建材に、葉や根は薬に利用してきた。神社の鈴縄や七味唐辛子の麻の実、花火の火薬として日本人の生活の中で今も使われている。

農薬をあまり使わずに短期間で育てられるヘンプは環境汚染の少ない植物として1990年代頃から世界的に大変注目されてるにもかかわらず、いまだ日本での関心がイマイチなのはとても残念。

ヘンプ(大麻)の有用性を(1)産業利用、(2)伝統工芸、(3)医療用、(4)嗜好品の4つのテーマで産業ヘンプ伝道師の赤星栄志さんが丁寧に解説してくれた書が『ヘンプのことがわかる55の質問~ヘンプ(大麻)の基礎知識』です。

日本人としても1万年前からお世話になってきたヘンプのことを少し知るのも良いかもしれません。戦後70年も経つというのに当時の占領時代のお国事情とアメリカの偏見でつくられた麻薬取締法が未だに大きな顔をしていることに大きな時代錯誤を感じると思います。

ヘンプ(大麻)って、知れば知るほど可能性を秘めた凄い植物です。

今年から白猫屋でもヘンプ100%のサイクルキャップをオリジナル製作しています。HOME MADEなので大量生産できませんが、上質のヘンプ素材を物色して作っていきますので、よろしくお願いします。

→ Shopping Site 白猫屋

なぜ、ヘンプ(大麻)に注目?
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