無農薬無肥料&天水田の米づくりのご報告を。

2023年2月最後の週末。谷戸の田んぼの「クロ切り」作業でした。

「クロ切り」って何だよ?と思うよね。
クロ切りは田んぼの畦(あぜ)の内側を直角に削り、田んぼに水を入れる準備をする作業です。

参加メンバーは3名。ちょっと少ない人数でしたが、ベテランのユースケさんとニューフェイスのタイゾーさんお二人の手際の良いスコップワークで、クロ切り作業はサクサクと進みました。

しかも大雑把な自分と違って彼らの作業は美しい。クロの切り口はとてもきれいに仕上がっています。美しいシゴトは気持ちが良いものです。

クロ切りにはまず準備があります。畦にカットラインのアタリをつけるのです。アタリはロープを使って決めます。

クロ切りのアタリが決まったら、それに沿ってスコップを直角に入れ、畦を削ります。

アタリのラインに沿って畦を削ります。これを繰り返します

山側の畦はクロ切りが必要ないので、3辺の田んぼの畦を仕上げる作業は午前中の2時間ほどで完了しました。

谷側のクロ切りのビフォーアフターはこんな感じです。

畦にモグラの穴を見つけたので後日、穴をふさぐ修復作業をしなければなりません。

6月の田植えに備えて、田んぼを整える作業が3か月ほどかけて続きます。

里山の田んぼは長閑で癒されます。

田んぼの「クロ切り」 農に学ぶ 2023.2.25
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