手ぬぐいサイクルキャップと自転車仲間会
15年ほど前の3年間、自転車仲間と一緒に法政大学さんと共同で、多摩キャンパスの敷地内にマウンテンバイクのトレイルを作り、初心者向けのマウンテンバイク普及活動を行っていたことがあります。
当時の仲間たちとは、たとえ長い間会っていなくても、何かあれば気軽に連絡が取り合える、気心の知れた関係です。趣味を通じてつながった、あたたかい仲間たちを、僕は今でもとても大切にしています。
そんな仲間の一人が、現役のレジェンドBMXライダー・安曇さん。寺院の屋根の修復なども手がける、腕のよい板金職人でもあります。機会があれば、ぜひお仕事をお願いして、その職人技を拝見したいところですが、残念ながら今のところその予定はありません。

特別注文の手ぬぐいサイクルキャップ
先日、安曇さんから久しぶりの連絡がありました。以前製作した特注のサイクルキャップを、もう一度作ってもらえないかという相談でした。もちろん、二つ返事でOK。今回も「安曇板金」オリジナルの、かっこいい注染の手ぬぐいを使ってほしいという希望でした。
届いたのは、柄の異なる手ぬぐい3種類を複数枚。それぞれの柄の取り方や仕上がりのデザインを打ち合わせたうえで、サイクルキャップを4つ製作することになりました。サイズも2種類。特別注文(オーダーメイド)なので、依頼主の要望をできる限り製品に反映できます。
約3週間後、サイクルキャップが完成。会社のロゴやハサミのイラストの大きさもデザインにぴったり収まりました。完成品は、事前の想像を超える素敵な仕上がりになり、きっと安曇さんにも喜んでいただけると思います。




1点モノの魅力
気に入ったサイクルキャップが見つからなければ、自分で作ればいい。
D.I.Y.や3Dプリンターの普及、オーダーメイドサービスの浸透などにより、今は「欲しいものを自分で作って手に入れる」ことができる時代です。
白猫屋では、「手ぬぐい」をアップサイクルしてサイクルキャップを製作したい方からのオーダーをお受けしています。軽くて快適、そしてユニークな手ぬぐい柄のサイクルキャップは、作るたびに新しい発見と感動があり、るたびに新しい発見と感動があり、飽きることがありません。
私自身も、そろそろ夏に向けて何枚か新調するつもりです。今回はどんなデザインのキャップが生まれるのか、今からとても楽しみです。
安曇さんから、さっそく感想が届きました。
「キャップ、届きました。ありがとうございます。フィット感がよくて、いい感じです。」
いつもご愛顧くださり、本当にありがとうございます!