20数年ぶりになるでしょうか、寄席ライブに行きました。

浅草演芸ホール。正月興行の10日目です。

入場料、3,500円也。

この料金で午前10時から午後9時まで(その気になれば11時間)寄席が楽しめるのですから、コスパ高いです。

出演者は総勢93組。

落語、漫才、紙切り、マジック、ジャグリング、音楽パフォーマンス、「松づくし」、三味線漫談、パントマイム、ギター漫談、声帯模写、浮世節、「寿獅子」、漫談、曲ごま、粋曲(すいきょく)と、多様な芸人さんがプログラムに名前を連ねていました。

お正月の顔見せ公演ということで、各演者さんの持ち時間は5分ほど。テレビで見る大御所の落語家さんも、新米の芸人さんも、同じです。贔屓の芸人さんをじっくり観たい人には物足りないかもしれませんが、お正月の寄席の雰囲気を味わいたいという僕のような者にはありがたいです。次々と登場する芸人さん。飽きる間もなく、たくさんの笑いを楽しめるのですからバッチグーです。

初の浅草演芸ホール。昭和の時間がゆっくり流れる気持ちの良いレトロな空間がとても気に入りました。

気になる芸人さんを何人か見つけたので、今年は寄席に通ってみようかなと思います。

ちょっと気になるのは「笑いのオチ」に対する自分の反応の鈍さ。

赤いちゃんちゃんこを切る年齢を間近にして、アタマの回転もそろそろ老化が始まったのかなぁ・・・・と。

「いやぁ、なんだか頭がスッキリしたなあ」と寄席を出て感じたのは、もしかして気のせいなのか、はたまた”お笑いの効用”なのか。

ともかく楽しい正月興行でした。

素敵な浅草演芸ホールの階段の手すり
素敵な浅草路地裏のアンティークショップ
2020年お正月。初の浅草演芸ホール
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