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使えなくなった自転車のタイヤ。消耗品だから数年に一度は交換。古いタイヤは処分しなければならないことに。

リサイクルするか。ゴミとして捨てるか。

リサイクル。
タイヤチューブに比べタイヤのリサイクルは良いアイディアがまだ浮かんでこない。

捨てる。
東京都世田谷区の場合、自転車のタイヤは粗大ごみ。30センチメートル以内に小さくすれば一般ごみとして収集可能。

世田谷区の担当部署へ電話で尋ねてみたら、そんな答えが返ってきた。

電話ついでに「粗大ごみで収集した自転車のタイヤはリサイクルしているのか?」と聞くと、担当者は「燃やしている」とのこと。

さらに「今後、何か自転車のタイヤをリサイクルするプランはないのか?」と聞くと、担当者は「焼却した熱をエネルギーへリサイクルしている」とのこと。

燃やした熱をエネルギーに再利用できるからリサイクル? そんな考え方は、安易すぎるし、都合のいい近視眼的な論理じゃないか。

とりあえず目の前からなくなってしまえばいいのか。
目に見えないごみ焼却による環境汚染の健康調査も環境モニタリングしなくて大丈夫なのか。

すり減った自転車タイヤを目の前に、燃やさないで何かリサイクルできるグッドアイディアが降りてくるのを待っている。

自転車愛好家の端くれとしては、環境に優しいとされている自転車から発生する廃棄物やごみが、どの程度環境へ悪影響を及ぼす可能性があるのかを知り、抑制する行動を心掛けないとね。

自転車タイヤごみの行方
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