毎年秋の「バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル(バンフ映画祭)」のワールドツアー東京上映が近づきてくると、去年の映画祭で製作した使用済みのバナー(フラッグ)をリサイクルしたアップサイクルバッグの先上げサンプルが僕の手元に届きます。
今週末の上映間近の先週、今年のバッグ(フラッグは昨年のものです)が1セット到着しました。


アップサイクルバッグの製作パートナー
毎年製作するアップサイクルバッグは都内の福祉作業所にお願いしており、かれこれ14年になります。毎回、福祉作業所の縫製部の方と打ち合わせを重ね、時間をかけて試行錯誤を繰り返し、丁寧な縫製の頑丈なバッグが完成します。
今年の改良点はレギュラーサイズのバッグの取っ手です。昨年は厚手の綿テープを使っていましたが、今年は本体と同じ生地(使用済みフラッグ)を使いました。
バッグを手に入れるチャンスは?
このアップサイクルバッグは、毎年、バンフ映画祭の東京会場限定のアンケートキャンペーンの賞品です。入場して渡されたアンケートに答え、ゲートシティ大崎内のどこかのお店を利用して(お店の)スタンプをもらいます。アンケートを回収箱に入れて、あとは当選する幸運をひたすら祈ることになります。
去年の使用済みフラッグは50枚でした。捨てる生地を最小限に抑えて作るバッグは、レギュラーサイズが各色25点、計50点、スモールサイズが各色15点、計30点の合わせて80点です。愛情のこもった少量生産のアップサイクル製品です。当選した方はとてもラッキーですね。
バンフ映画祭の東京上映は10月12日~14日の3日間
記事の掲載が直前となってしまいましたが、今年の短編作品の数々は秀作揃いです。東京のほかでも開催予定ですので、アウトドア遊びに興味のある方はご家族連れでぜひ足をお運びください!
使用済みフラッグがアップサイクルバッグに!バンフ映画祭2024東京会場