2018年1月14日。自分も参加している市民環境調査団体「たまあじさいの会」の取り組む『リネンによる河川水放射線調査』。東京都世田谷地区を担当しているもので、本日、多摩川の砧浄水場取水口付近の調査地点にリネン布を設置してきました。

この調査は毎年2回、多摩川の上流から東京湾へ至る河口までの15地点で実施しています。僕の担当する世田谷の調査地点では毎回、放射能が検出されています。なぜなんだろう?と、いつもその原因を探っているのですが、はっきり解りません。ただ、身近なところにまだ放射能が存在しているのだということが確認できます。今回の調査結果で、放射能の数値がどうなるのか興味深いところです。

多摩川の調査地点までは自転車で20分です。いつも、ロングテールバイク(=荷物がたくさん積めるカーゴ自転車)に、ゴム長靴やらリネン布やらペグやらビニール袋やらガイガーカウンターやらを積み込んで出かけます。とても便利です。

設置したリネンは、72時間後に回収します。それを乾燥させてゲルマニウム半導体測定器を使って放射能を測定分析します。

結果は後日、たまあじさいの会のウェブサイトで公開予定です。

リネンによる多摩川の水の放射能調査。2018.1.14