謹賀新年
終息が見えないコロナ禍のなか、宇宙船地球号の乗組員のひとりとして、いままでの“あたり前”が変容したこれからの未来について考えを巡らせています。

住む町では住宅展示場だった場所の100世帯を超える巨大マンションができたり、古き良き時代の貴重な建物が取り壊されたり、大きな街路樹が容赦なく伐採されたりと、循環型社会を目指す世界の流れと逆行する無計画なスクラップ&ビルドの現実に矛盾を感じ、日本の未来に危機を覚えます。

今年も身近なところから、アップサイクルの企画、DIYの支援、自転車生活の実践を通して、地球環境に配慮したミニマムインパクトな社会づくりに貢献できるように頑張ります。何世代も守られてきた地域の自然や住環境の恩恵に敬意を払い、愛用の品を長く使うことで気づく『温故知新』の教えを日々の生活と仕事に活かしていく決意です。

地球に棲む皆さんや動植物にとって幸せな2022年になることを願っています。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2022.1.1
森本ヒロフミ

2022年もよろしくお願いします。