日々の忙しさ。人や車や自転車で溢れる通り。混雑する電車の移動。そんな東京生活のストレスから解放されたい、人間の感覚を取り戻したい、そう思っているのなら田んぼの野良仕事は”効果あり”だ。
仲間に誘われて始めた米づくりも今年で3年目。
米づくりは 仲間20数名 で取り組んでいます。里山保全地区にあり、NPO法人が管理保護している里山の田んぼの1枚を借りています。
ほぼ人力による田んぼ作業のスタートは2月。クワを使った 「田起こし」から始まります。
無農薬無肥料栽培、人力の米づくりは手間と時間がかかります。
その手間と時間がとても楽しいのです。昔のままの景色の残る里山での米づくりは人間を回復します。なんとも気持ちのいい時間なのです。同時に米を作ることの大変さ、収穫の喜び、自然の恵み、食べ物の有難さをしみじみ思い知らされます。
農に学ぶ。
楽しい米づくりの1年を自分の覚書として振り返ってみました。
▼ 田起こし 2月中旬から3月中旬
▼ クロ切り 3月下旬
▼ 苗場と苗床づくり 4月初旬
▼ 荒代かき 5月中旬
▼ 田植え 6月初旬
▼ 除草 6月中旬~下旬
▼ 田んぼのまわりの草刈り。カカシ作り 7月初旬~9月初旬
▼ ヒエ取り、稲だま取り 9月中旬
▼ 田んぼの水抜き 9月下旬
▼ 稲刈り 11月初旬
▼ 天日干し 11月中旬
▼ 脱穀 11月下旬
▼ 収穫したお米
▼ 籾摺りして玄米に 12月初旬
と、こんな1年間の「米づくり」の 流れです。
自分たちで作ったお米は美味しい。味は格別です。
今年も米づくりです。
農に学ぶ。仲間と取り組む無農薬無肥料の米づくり