昨年(2022年)のバンフ映画祭(バンフ・マウンテンフォルム・フェスティバル・ワールドツアー)の東京会場で飾られていた使用済みバナー(屋外フラッグ)をリサイクルして作ったアップサイクルバッグが完成しました。

バッグは毎年、改良されます。より使いやすく、より耐久性の持たせるように、ゲートシティ大崎の環境チームと製作を担当する福祉作業所「なないろ」さんと我々で、アイディア会議と試行錯誤が繰り返されます。

今年の改良点は二種類あるバッグのレギュラーサイズ(大きい方のバッグ)の取っ手の追加です。従来の肩に掛けられる長さの取っ手に短い取っ手を加えることで、荷物の重さや嵩(かさ)を気にせずに自由な持ち運びができるようになりました。使ってみるとなかなか便利です。

バッグに使う使用済みフラッグは長さ1メートル20センチ、幅40センチの2枚仕立ての生地です。60枚の使用済みフラッグから、生地を無駄にしないように(捨てる生地を最小限に抑え)、バッグのデザインと大きさを調整し、パターンを切り出すと、今年はレギュラーサイズ60点、スモールサイズ30点、計90点のアップサイクルバッグを作ることができました。

このアップサイクルバッグは、毎年、バンフ映画祭の東京会場限定のアンケートキャンペーンの賞品として入場者に当たるチャンスがあります。

今年は残念ながら、東京会場での上映は終わってしまいましたが、来年も開催されると思いますので、お忘れなきように!

アップサイクルバッグ バンフ映画祭2023