自分たちの生活に大きな影響を及ぼすのが政治である。
例えば、消費税。上がることはあっても下がることはなし。税率を決めるのは政治。例えば、原発の問題。石油や石炭を海外からの輸入に頼る日本のエネルギー政策を決めるのも政治。
農業や経済の政策、公共の工事や福祉、子どもたちへの補助金など社会のさまざまなところに税金が使われる。その税金の使い道を決めるのが選挙で選ばれる議員たちである。
僕らは普段から議員たちがしっかり仕事をしているかどうかをチェックし、仕事のできない議員は『選挙』で退場していただかなければならない。政治に対する自分の意思を示す唯一の機会が『選挙』。
自分の収めた税金が社会のために正しく使われているかが、僕の一番の関心である。

さて、今年4月に行われた統一地方選挙。
横浜市では選挙の投票率アップを図るためのPRに横断幕バナーが製作された。
そして使用期間が過ぎた後は産業廃棄物として捨てられるはずだった選挙の横断幕バナーが、今年は心ある地元の広告代理店、旭広告社さんに救われることになった。

送られてきた使用済みの横断幕バナーは想像より大きく、取り扱いに多少手こずりながらもリクエストをいただいた二種類の大きさ、仕様のバッグを製作。

仕上がったバッグは一つ一つのデザインに思いのほか個性が宿っていてその意外性に驚かされた。

統一地方選挙バナーをアップサイクル